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2011年 06月 14日
御船町長を相手とした裁判が始まりました。
御船町長が、バイオマス事業をめぐり、事業会社へ国(農水省)の交付金を支出したのは違法であるとして、118名の御船町民が訴えを起こしました。 御船町は平成19年に、バイオマスタウン構想を発表し、竹バイオマス事業を進めてきました。 そして、平成21年には国からの事業交付金を、御船竹資源開発株式会社へ交付しました。その合計金額は2億9279円という高額なものです。 しかしその後、御船竹資源開発(株)の自己資金の調達がうまく行かず、事業は中止になりました。 この交付金は、会社の自己資金調達状況の確認もきちんとされておらず、また事業を行うための工場予定地も決まらない段階で交付されていました。 御船竹資源開発は、事業を進めることができなかった訳ですから、当然、交付されたお金を国に返還しなければならないのですが、いっこうに返還の期限を守ろうとせず、結局、御船町が全額肩代わりをして、国へ返還しました。 つまりは、御船町民から集められた大事な税金が、実現しなかった事業のために、使われている状況になっています。 しかし、御船町長は、会社からのお金の回収に積極的に動いておらず、この状況に不安を抱いた多数の住民が、町長に対する監査請求を申し立てました。 監査の結果でも、町長は御船町に交付したお金を支払うよう、勧告が出されましたが、町長は依然として責任を認めない態度を取っています。 このようなことを認める訳にはいかないと思い立った住民118名が、今回の裁判を提訴することになったのです。 写真は裁判所へ訴状の提出に向かう原告の皆さんと、それを見守る板井俊介弁護士。 裁判所の民事訟廷へ訴状を提出後、記者会見の様子。 このようなことは、御船町に限らず、どこでも起こりうることです。 住民が選んだ政治家が、きちんとその役割を果たしているかどうか見届けることの必要性は、どの市町村にも共通することだと思いますので、ホームページをごらんの皆様にも、他人事と思わず、関心を持っていただきたい事件です。 今後も、裁判の行方を見守り、ブログで進行状況をお伝えしていきます。
by kumamotochuohlaw
| 2011-06-14 17:08
| 御船町竹バイオマス
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